生命保険会社と裁判をします。

訴状
訴 状

平成23年11月1日

宮崎地方裁判所 御中
原告訴訟代理人弁護士 ●● 

〒880−●● 宮崎市●●●丁目38−6
原告  金丸良孝

〒880−●● 宮崎市●●
弁護士法人●●法律事務所(送達場所)
上記訴訟代理人弁護士  ●●
電 話 ●●
FAX ●●

〒100−0006 東京都千代田区有楽町一丁目13番1号
 被   告  第一生命保険株式会
被告代表者代表取締役  渡邉光一郎
    
損害賠償請求事件 
訴訟物の価額     金554万2093円
貼用印紙額      金3万4000円


第1 請求の趣旨
1 被告は、原告に対し、金554万2093円及びこれに対する本訴状送達の日から完済まで年5パーセントの割合による金員を支払え。
2 訴訟費用は被告の負担とする。
 との判決及び第1項についての仮執行宣言を求める。
 
第2 請求の原因
一 被告は国内有数の生命保険会社であり、原告はその保険契約者であった者である。
  原告は、昭和56年以来、次のように、被告との間で生命保険契約を締結し、保険に加入してきた。なお、②と③の間に、さらに別の契約が存した可能性もあるが、記録がないため不明である。

  なお、これらの生命保険契約については、いわゆる転換制度を利用して行ってきた。原告の認識としては、「第一生命の生命保険」に加入してきたという程度のものであって、以下の保険契約の名称を認識していたわけではなく、後期のとおり、平成21年6月頃以降に、本件トラブルが発生した後に原告が関係書類に目を通して、初めて、それぞれの保険契約の名称や内容について知ったものである。

①昭和56年10月1日契約
  名称:「特別終生安泰保険」
概要:定期特約付き終身保険

②昭和63年10月11日契約
  名称:「リード21」
概要:定期特約付き終身保険

(新たに書類が見つかったので追加します。追加日・平成23年12月19日)
平成4年8月1日
  名称:「リード21」
概要:定期保険特約付終身保険(S62)
保険料・・30188円

③平成9年7月1日契約
  名称:「リードU」
  概要:利差配当付き終身保険

④平成12年3月1日契約
  名称:「堂々人生・らぶ」
  概要:5年ごと利差配当付更新型終身移行保険
     10年満期

二 「堂々人生・らぶ」への転換とその後の事実経過
  1 平成12年2月頃、上記③の「リードU」の契約が継続していたが、被告の宮崎営業所担当者の中●●子(以下、「中●」という)が自宅に来て、原告とその妻の両名に対し、「今度、内容は今までとは変わらず、病気になったら保険料が免除になる特約ができたので、これに入りませんか。」という話しがあった。パンフや保険契約の設計書のようなものは持参せず、ただ、口頭だけのものであった。
    
原告は、病気になった場合、保険料が免除になるのはいいことだと考え、その場で承諾した。こうして、原告としては、「堂々人生・らぶ」の内容説明が全くなかったため、前記③の「リードU」に、病気になった場合、保険料が無料になる特約が付加されたものと理解していた。

以下・・省略